練習量は増やしている。トレーニングもやっている。それでも伸びない。この状態にある選手の多くは、内容が間違っているのではなく、順番を飛ばしています。
DAY ONEが使っている上達の順路
パフォーマンスを5つの層に分けて考えます。下の層が整っていないまま上の層をやっても、定着しません。
- 1Lv.0 前提条件 — 痛みや炎症がない。可動域がある。回復サイクルが機能している
- 2Lv.1-2 フィジカル — 支える力と、地面からの力を下肢→体幹→上肢へ伝える連動
- 3Lv.3-4 動作・フォーム — 各部位の役割を理解し、セグメントの順序が整う
- 4Lv.5-6 感覚・知覚 — 良い動き・悪い動きが自分で分かり、乱れても戻れる
- 5Lv.7-9 発揮 — 結果に振り回されず、試合で出せる
Lv.0を飛ばすとどうなるか
Lv.0は「パフォーマンス以前」の層です。痛みがある、可動域が足りない、疲労が抜けていない——この状態でトレーニングを積むと、身体は足りない部分を別の場所で補う動きを覚えます。つまり、間違った動作を上達させてしまう。
「練習すればするほどフォームが崩れる」という現象は、根性の問題ではなくこれです。
フィジカルの前に、可動域と連動
投球でも打撃でも、DAY ONEが原則としている順番は変わりません。
- 1まず可動域
- 2次に連鎖(機能性)
- 3その上で出力向上
この順番を飛ばして出力だけを上げると、身体を固めて力を出す癖がつきます。投球は本来「速く伝える」運動なのに、「強く押す」運動に変わってしまう。可動域が減り、連鎖が止まり、負担が肩肘に集中し、球速は頭打ちになります。
「分かる」と「できる」の間にある層
見落とされやすいのがLv.5-6の感覚の層です。ここは「良い動きと悪い動きの違いが、自分の感覚で分かる」段階を指します。
指導を受けたその場ではできるのに、1週間後には戻っている。この原因の多くは、Lv.3-4(頭で理解する)からLv.7以降(試合で出す)へ飛ぼうとして、自分で良し悪しを判断できる層を通っていないことにあります。乱れたときに自分で戻せなければ、試合では使えません。
自分で改善課題を立てられるようになって、はじめて実戦の話が始まります。
自分がいまどこにいるかを知る
この順路の使い方は、上に登ることではなく「自分がいまどの層で止まっているか」を特定することです。止まっている層より上の練習をどれだけやっても、時間が過ぎるだけになります。
DAY ONEの初回セッションでは、まず現状の分析と課題の特定を行います。何をやるかを決める前に、いまどこにいるかを確かめるためです。
自分の場合はどうなのか、を知りたい方へ
記事はあくまで一般的な原理です。実際にどこで力が漏れているかは、動作を見て計測しないと分かりません。DAY ONE(大阪市福島区)では初回に現状の分析と課題の特定を行います。LINEでの相談は無料です。遠方の方はオンラインでも対応しています。
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